Spark (スパーク/星火)

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中国人が見た日本:日本の天気予報には、「桜前線」がある

https://note.com/sparkxinghuo/n/n201ffcc59286

※Noteからの転載

先日、東京近郊の多摩に滞在し、いくつかの公園で桜を見てきました。 最近、九州の北端にある北九州市を訪れました。 東京よりも緯度が南なので、桜が満開で「花が降ってくる」感じです。

40年近い歴史を持つレストランで昼食をとった後、友人は短い昼休みを利用して、小倉の桜の名所を車で案内してくれました。 サンルーフを開けて川沿いを走ると、上部と右側に満開の桜が見えました。

川の中州には、桜に映える金色の花もありました。 この桜は、日本で最も多く見られる桜で、ソメイヨシノと呼ばれ、花びらが薄いピンク色の改良品種であり、日本国の象徴の一つとして非常に尊ばれています。

その昔、私は日本に2度留学したのですが、2度とも桜の季節を逃してしまいました。 初めて日本に出稼ぎに来たとき、春の気温は高めで、3月25日にはもう花が散ってしまっていました。 仕事で来日した今年は、桜のベストシーズンでした。 東京周辺の桜を楽しんだ後、日本の半分を旅して北九州で花見ツアーを続け、訪れた場所すべてに満足しています。

日本の天気予報の特徴は、春に桜が開く前に「桜前線」、つまり南から北に向かって桜が開くおおよその時期が報じられ、花見のスケジュールを立てることです。 日本人の春のお出かけの定番がお花見なのです。

留学中に4回ほど福岡に行きましたが、当時は学業や経済的なプレッシャーもあってか、桜の開花や散り際を楽しむ余裕はありませんでした。 社会人兼研究者として日本に再来日した今、青春時代を過ごした第二の故郷に帰ると、いろいろな感慨があります。 桜は美しいが、いずれは散ってしまいます。同じように、人生は素晴らしいですが、必ず終わりがあります。 自然を愛し、人生を全うすることに、何の後悔があるでしょうか!