Spark (スパーク/星火)

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中国人が見た日本:日本人はどのように細部にまで気を配っているか〜駐車場編(下)

※Noteからの転載です
https://note.com/sparkxinghuo/n/nc90282c36c3e

 

この駐車場は、機能別にスペースが分かれている。 エントランスのすぐ横には、一般車両の白線とは異なり、オレンジ色の線で区切られたタクシー専用の駐車スペースがある。

中には「軽」と書かれた、排気量500ml以下の軽自動車(「けい」と呼ばれる)専用のスペースもある。 もちろん、これらの軽自動車も通常のスペースに駐車できることは言うまでもない。 日本では、一般的なファミリーカーの白ナンバーに対して、軽は黄色いナンバーを付けている。 このような小型軽量車は、燃費が良く、さまざまな自動車税の優遇措置があるため、主婦の間で人気だ。

上の写真で考えてみると、隣のスペースは普通のスペースなのに、なぜこの2つのスペースは軽自動車専用なのか? 見上げると、この2つのスペースの奥には柱が立っていて、そこには「徐行」と書かれており、駐車場内では低速で走るように注意喚起されていた。 これは、利用者が車をバックさせて駐車する際、柱にぶっかってしまわないように、またトランクを開けやすくするための措置なのだ。それで、この2つのスペースは車体の短い、軽自動車に譲られていたのである。

写真が示すように、駐車場のあちこちに「軽」と書かれたスペースがあり、そこは四方が開放されている。 よくよく考えてわかったのは、これらの駐車スペースは隅っこにあり、他の車が曲がりやすいようになっているのだ。 細部もここまでくると、少し考えものだとも感じる。

スーパーマーケットの中央入口に近い場所に、2台用と3台用の特徴的な駐車場があり、5つのスペースはすべてブルーに塗られている。 前者は、青い部分に車椅子のマークが描かれており、身体障害者が乗り降りしやすいように、2つの空間の距離が非常に大きくなっている。後者は、前面に大きな白文字で「高齢者優先」と書かれている。青い部分には4つのパターンがあり、見てみると、高齢者以外に、妊婦、子供連れの買い物客など ......「手助け」が必要なあらゆる車両を駐車することができるよう設計されている。

中央の扉からスーパーマーケットに入ると、この「青ラベル」の特別駐車場が、レジから一番近い場所にあることがわかる。 このような細部は、このスーパーマーケットが建設された当初から計画されていたに違いない。

【出典】https://www.toutiao.com/article/7107365976429052450/?log_from=b4b2f2a78eb1_1660224772814
【翻訳】松本忠之