Spark (スパーク/星火)

日本と中国の理解を促進することを目的としたブログです。

中国人が見た日本:日本の廃棄物リサイクル、その極めつけは…

https://note.com/sparkxinghuo/n/n0bc965135942

※Noteからの転載です

 

(前回からの続き) 
中国ではひとつの衛生会社が全国のゴミを回収しているが、日本でのゴミの回収はゴミの種類によって業者が異なる。

家庭ごみとビン・カン類は一般的に衛生管理会社が回収するが、 新聞などの紙類は別会社が回収するか、もしくは市役所など指定された場所に持ち込む。 電池や水銀体温計なども、指定の場所に持ち込む必要がある。

昔、筆者が大学の「生協」で電池を買ったとき、電池を売っているカウンターの近くに古い電池を回収する箱があったこともある。

もちろん、廃棄物の分別やリサイクルの方法は、日本のすべての自治体で同じではなく、「一長一短」があり、時にはまったく異なる。 北九州のごみ処理に関する私の記事を読んだ日本の古い友人が、彼女の住む東京都大田区では、ごみ袋はすべて無色透明で区別なく、スーパーで普通に売られているレジ袋も使えるとわざわざ連絡をくれたりした。

牛乳や飲料のパック、生鮮食品の発泡トレイなどがスーパーマーケットに返納できるのは非常に面白い。 ほとんどのスーパーマーケットでは、入り口にこの2種類の専用回収場所を設けている。

しかし、この2種類のゴミは、通常、まず洗浄し、次に箱を解体して平らにするという処理が必要だ。 省スペースであるだけでなく、嫌な臭いを発しないというメリットもある。

また、スーパーマーケットでの買い物で発生するゴミの一部を回収する「ミニサイクル」を推奨することも意義がある。 日本の物価は一般に中国より高いが、トイレットペーパーはほぼ全量がリサイクルされているため、中国より高いということはない。 国民から回収し、国民に還元することで、ゴミの量を減らし、必要な物資の価格を下げることができるのだ。どうしてそれをやらない手があろうか…

 

【出典】https://www.toutiao.com/article/7084762860777259560/
【翻訳】Teddy Ven Song