Spark (スパーク/星火)

日本と中国の理解を促進することを目的としたブログです。

中国人が見た日本:入学シーズンを迎えるにあたり、日本の大学はどうコロナ対策をしているのか?

https://note.com/sparkxinghuo/n/n876ea7a0bee9

※Noteからの転載です

 

最近、日本ではコロナの第7波が予告もなしにやってきた。すでに新型コロナウイルスとの生活に慣れている日本人は、日々どのように対処しているのだろう。 ある大学を例にとって調べてみた。

桜が散り、「桜吹雪」となる4月。日本の各大学も短縮された入学式を終え、スマートなスーツに身を包んだ新入生たちが学業シーズンを迎えている。 某大学のキャンパスは決して閉鎖的ではなく、学生や職員は何の制限もなく自由に出入りすることができる。 これは、私たち中国の大学キャンパスの状況とは大きく異なる。

中国の大学の寮はほとんどがキャンパス内にあり、学生がそこで生活しているのとは異なり、日本では大学に学生寮があっても、必ずしもキャンパス内にあるとは限らず(ほとんどの場合ない)、多くの学生はキャンパス外に自分の部屋を借りるのが普通である。 したがって、大学のキャンパスを完全に閉じてしまうアプローチは、授業をすべてオンライン配信へ切り替えない限り、基本的にはうまくいかない。

各校舎の出入り口には、入退室時にアルコールでこまめに消毒するよう注意を促し、消毒液も置いている。 人の流れをコントロールするために、出入り口を別に設け、一方通行のみとしている。エレベーターは狭い空間であり、二次汚染を避けるために、エレベーターの入り口では「三密」を避け、なるべくエレベーターに乗らないよう注意喚起している。

食堂は人が集まる場所でもあり、「食事中は静かに食べましょう」、つまり、食事中の会話は控えたほうがいいということを告知している。 孔子孟子の「道」を知る日本は、疫病を防ぐために「不言実行」という言葉を「違和感なく」使っている。図書館に入ると、以前はぎっしりと並んでいたテーブルと椅子が、大げさなほど離れていた。 証拠写真を撮ろうとしたところ、「撮影禁止」と書いてあることに気づき、断念する。中国と日本のコロナ対策には、多くの共通点と相違点がある。 おそらく、国情の違い、防疫に関する哲学の違い、文化や生活習慣の違いなどが原因だろう。 いずれにせよ、一日も早く世界のパンデミックが終わり、平常に戻ることで、私たちの緊張した神経が早くほぐれることを望んでいる。

 

【出典】https://www.toutiao.com/article/7083757739662377506/

【翻訳】Teddy Ven Song