Spark (スパーク/星火)

日本と中国の理解を促進することを目的としたブログです。

中国人が見た日本:橿原神宮訪問記(その2)

※Noteからの転載です

https://note.com/sparkxinghuo/n/nbc1a6682e8ed

 

橿原神宮は55万平方メートルの面積を持ち、本殿は明治時代に建てられ、現在では日本の重要文化財に指定されている。

神社の北側には、1940年(日本紀元2600年)に全国から8万本の木を、120万人もの人手で移植して造られた森林公園がある。 これは、橿原神宮がいかに大きな影響力を持っていたかを示している。

神社や仏閣に入る前には「手を清める」のが一般的で、門前には「手水舎」があり、一定の手順に沿って手を洗う。 日本では一般的に、神社は清浄な場所と考えられており、「凡人」は神への敬意の表れとして、まず入る前に「身を清め」なければならないのだ。

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横の扉から入ると砂利の畑が広がっているが、神社の職員によって鍬と鋤で梳いて整理されている。 中庭は古木が生い茂り、とても開放的だ。

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本堂の前には門を模した祠があり、入り口には寅年の運勢が描かれています。 この規模の神社には、他の神社と同様に、参拝者が願い事や祝福を書き込むための「絵馬」もある。

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正面玄関を入ると、本殿を真ん中に据えた別の中庭がある。 早朝に訪れたため、表門にしか立ち寄れず、本殿のある中庭には入ることができず、よって本殿を垣間見ることもできなかった。

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一般に、本堂に入るには、二礼二拍手一礼をしなければならない。 また、仏教でいうところの「功徳箱」に硬貨を投げ入れ、箱に当たったときの大きな音で「誰かがお参りに来た」ということを、神様に知らせる意味合いもある。

無神論者である私は、敬虔な気持ちではなく、異国からの観光客として来た。 しかし、神社に足を踏み入れた瞬間、日本人の神道への信仰、神道の概念を思い知らされた。

日本固有の宗教であると同時に、中国の儒教道教(主に道教)を取り入れたこの宗教は、日本人の精神をどのように「形成」してきたのだろうか。 現在、それはどのように機能しているのだろうか。 その答えは、まだ模索され、発見されていない。

 

【出典】https://www.toutiao.com/article/7090901401597182504/
【翻訳】Teddy Ven Song