Spark (スパーク/星火)

日本と中国の理解を促進することを目的としたブログです。

中国人が見た日本:三度目の高尾山(その1)~日本は過去最高気温を記録~

※Noteからの転載です

https://note.com/sparkxinghuo/n/nd8be3f426c39

 

金曜日の長い一日を終え、職場から直接小倉駅に駆け込み、そこから新幹線に乗って東京への旅に出た。こんなにもせわしいのは、翌日、友人と高尾山に登る約束をしていたためだ。この山に登るのは3回目だが、やはり楽しみだ。

新幹線で4時間以上、新横浜駅で降りてJR横浜線に乗り換え、終点の八王子駅で降りたのは夜遅かった。しかし、その夜も東京の街に涼しさはなく、灼熱の空気が流れていた。 日本では早くも梅雨が明け、東京の電力供給が非常事態になるほどの猛暑が続いた。暑さは本当にひどく、実際に死者が出るほどだ。つい先日の6月は、日本で気温が記録された1875年以来、最も暑い6月となった。 7月1日、東京では熱中症による救急車の出動が例年の2倍以上の3,000台を超え、熱中症による死者も多数出た。

八王子駅から出て、深夜のバス乗り場に向かい、目的地までのバスがまだあるかどうか、運試しをする。深夜にもかかわらず、終バスということもあってか、かなりの人が列をなしていた。私は決して軽くはない荷物を2つ持っており、バスを降車後も目的地までしばらく歩くことを考えると、タクシーで向かおうという気になった。 その時、長蛇の列の中から突然、私の名前を呼ぶ人がいた。 まさか深夜のバス停で友人と会うとは思わなかった。

友人が目的地の近くに住んでいて、荷物を持ってくれたので、タクシーに乗る選択肢はなくなった。 最終バスは満員で、バスの中のエアコンもあまり効いていないようで、暑くて乾燥していた。 しかし道中、半年ぶりくらいに会う友人とおしゃべりしていたら、いつの間にか目的地に着いていた。もう真夜中だ。

本業の疲れと旅の疲れと耐え難い暑さで、すぐに眠くなった。翌朝、2月に来日した友人が車を運転し、4月と5月に来日したばかりの友人2人を迎えに行き、最後に私ともう一人の友人を八王子でピックアップした。5人がそろったときには、朝9時になっていた。 高尾山から八王子は数キロしか離れていないので、10時にはもう登山を開始できていた。 (続く)

【出典】https://www.toutiao.com/article/7116134859306713635/?log_from=cdec38d7685d18_1665100071106
【翻訳】松本忠之