Spark (スパーク/星火)

日本と中国の理解を促進することを目的としたブログです。

入学シーズンを迎えるにあたり、日本の大学はどうコロナ対策をしているのか?日本大学开学季,如何应对新冠疫情?

※Spark(星火)のNoteからの転載です
 
近日,日本的第七波疫情不期而至,已经习惯与新冠病毒共存的日本人,如何进行日常应对?让我们以某所大学为例,一探究竟。
最近、日本ではコロナの第7波が予告もなしにやってきた。すでに新型コロナウイルスとの生活に慣れている日本人は、日々どのように対処しているのだろう。 ある大学を例にとって調べてみた。

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4月,樱花纷落“花吹雪”,日本的大学进入了开学季,新生穿着笔挺的西服套装,刚刚结束简短的开学典礼。大学的校园,没有封闭,学生和教职员工自由进出校园,没有任何限制措施。这一点跟我国的大学校园情况迥异。

桜が散り、「桜吹雪」となる4月。日本の各大学も短縮された入学式を終え、スマートなスーツに身を包んだ新入生たちが学業シーズンを迎えている。 某大学のキャンパスは決して閉鎖的ではなく、学生や職員は何の制限もなく自由に出入りすることができる。 これは、私たち中国の大学キャンパスの状況とは大きく異なる。

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宿舍的位置也不一定在校内(多数情况是不在校内),而且大部分学生一般是自己在校外租房住。所以,如果采取完全封闭校园的做法,基本上行不通,除非改为线上授课。
 

中国の大学の寮はほとんどがキャンパス内にあり、学生がそこで生活しているのとは異なり、日本では大学に学生寮があっても、必ずしもキャンパス内にあるとは限らず(ほとんどの場合ない)、多くの学生はキャンパス外に自分の部屋を借りるのが普通である。 したがって、大学のキャンパスを完全に閉じてしまうアプローチは、授業をすべてオンライン配信へ切り替えない限り、基本的にはうまくいかない。

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各个教学楼的出入口,都有醒目的标记,提醒出入者使用酒精勤消毒,门口也会放置消毒液。为了控制人流,分别设置了出入口,只允许单向通行。
电梯是密闭空间,为了避免交叉感染,电梯口提醒避免“三密”接触,尽量不要乘坐电梯。
各校舎の出入り口には、入退室時にアルコールでこまめに消毒するよう注意を促し、消毒液も置いている。 人の流れをコントロールするために、出入り口を別に設け、一方通行のみとしている。エレベーターは狭い空間であり、二次汚染を避けるために、エレベーターの入り口では「三密」を避け、なるべくエレベーターに乗らないよう注意喚起している。

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食堂也是人员聚集的地方,告示提醒进餐时要“默食”,也就是吃饭时最好不说话。深谙孔孟之道的日本,把“食不言”用在防疫上,没有任何“违和感”。
进入图书馆,以往排得紧凑的桌椅,如今把距离拉得非常夸张。刚要拍照“取证”,发现墙上写着“禁止摄影”,只好作罢。
中日两国应对疫情的方式,相同之处不少,不同的地方也很多。或许是不同的国情,不同的防疫理念,不同的文化和生活习惯使然。无论如何,全世界都希望疫情尽快结束,恢复到常态,让我们紧绷的神经,早日放松下来。
食堂は人が集まる場所でもあり、「食事中は静かに食べましょう」、つまり、食事中の会話は控えたほうがいいということを告知している。 孔子孟子の「道」を知る日本は、疫病を防ぐために「不言実行」という言葉を「違和感なく」使っている。
図書館に入ると、以前はぎっしりと並んでいたテーブルと椅子が、大げさなほど離れていた。 証拠写真を撮ろうとしたところ、「撮影禁止」と書いてあることに気づき、断念する。
中国と日本のコロナ対策には、多くの共通点と相違点がある。 おそらく、国情の違い、防疫に関する哲学の違い、文化や生活習慣の違いなどが原因だろう。 いずれにせよ、一日も早く世界のパンデミックが終わり、平常に戻ることで、私たちの緊張した神経が早くほぐれることを望んでいる。